キャッシング-違いと比較-
カードキャッシングとは、お金を借りることと、基礎知識で説明をしました。それには利用枠、金利があり、キャッシングにはルールがあると説明もしました。なんとなく、大枠は理解できて、メリット・デメリットも感じていただけたと思います。
では、キャッシングとローンがあり、同じお金を借りる行為でも、どこが違うのでしょうか?一般的に、キャッシングは悪で、ローンは善のようなイメージがあります。ですが、元をただせば、同じお金を借りる行為。違いはないはずです。
キャッシングとカードローンの違いは、返済方法が違うということです。キャッシングは一括返済が基本で、一括で返済できない場合は延滞料が必要になります。この延滞料は、基本的に高いです。それは身近にあるレンタルDVDの延滞料で説明がつくと思います。延滞1日に対して、1週間分の料金が発生します。レンタルDVD屋は、この延滞料で儲けを出しているのです。
キャッシングは、借り入れをする時に、すべてが決まります。金利、返済方法など、全てです。この時に提示された条件で借りるかどうかを決めて、借ります。条件が悪い場合は、この時点で「ノー」といえば、契約は成立せずにやめることができます。
お金を借りる方法は、自分のATMからお金を引き出す方法に似ています。ATMのような機械に、初回であれば身分証の提示等を行い、最短5分で契約が済みます。大手の広告にある通り、この時間は短時間で行うことができます。ですが、ここがミソです。自分のATMからお金を引き出すことに似ているため、自分の口座から引き出している感覚になります。お金を借りるという行為に対して、簡単すぎるので感覚がマヒするのです。そうしてしまったら、もう手遅れで、限度額まで借りてしまうでしょう。こうしてキャッシングのドツボにはまっていく人が増えているのです。
さらに怖い所は、キャッシングは一括返済が基本です。ここがローンとの大きな違いです。簡単に借りることができるのですが、返済は一括。はまってしまうのも分かる気がします。