ローン-借金の比較-
ローンの借金の場合です。ローンは社会的には、善良な借金のイメージがついています。それは、家や車を購入する時に、一括ではほとんどの人が購入をすることができないため、ローンを組むからです。そのことがあり、ローンは借金の中でも身近な存在で、借金の中でも善良なイメージがあります。
私の体験談ですが、会社の上司に「借金はあるか?」と聞かれたことがあります。そんな質問をすることが疑問ですが、少し変わった人なので、気にせず答えました。
「借金はありません。ですが住宅ローンはあります」
その回答の上司の答えが、
「住宅ローンは借金じゃない」
それが、一般的な回答なのでしょう。住宅ローンは借金じゃない。つまり悪ではない。ということです。これもおかしなことです。ローンは借金です。住宅ローンだろうが、車ローンだろうが、借金です。誰でもローンを組むので、住宅ローンは借金というカテゴリーに入ってなかったのかもしれません。言葉足らずの上司なので、一般的なローン(住宅、車など)を外した答えが欲しかったのでしょう。ですが、一般的なローンを外したらローンは悪なのか?という疑問にもなります。
ローンは借金の中でも一般的に知れ渡っているということもあり、比較的善良な借金です。金利は借金の中でも安いです。特に住宅ローンは特別なローンですので、非常に低金利です。住宅を2つ購入し、1つ目の住宅は住宅ローンで通りますが、2つ目は一般的なローンになります。これぐらい住宅ローンは特別なのです。ですが、ローンには変わりはありません。借金です。
金利が比較的安いということもあり、ローンを組む人は多くいます。高いものを購入する時は、ローンの選択肢があります。それぐらい付き合い方によって、味方になってくれるのがローンという借金のやり方です。ですが、失敗すると裏切られます。非常に厳しい金利を課せられ、数年間、長いと数十年間も追っかけられます。これは元が大きいからです。キャッシングは少額の場合が多いですが、ローンは高額です。失敗すると痛い目にあいます。