リボ-体験談-
体験談の最後はリボ払いです。リボ払いは、カード会社がオススメする支払い方ということは、借金の比較の項目でせつめいしました。それを知っていれば選択肢から外しますが、知らない場合はリボ払いを選択してしまうことになります。リボ払いを選択し、普段の生活に取り入れてしまったら、どんな生活になるのでしょうか?私の体験談も交えて説明していきます。
私がリボ払いを使用したのは、洋服を買いに行った時です。その時は、まだアウトレットなどの定価より安く買うということが知られていないので、新品で流行にあったものを購入していました。新品で流行を押さえると、色だったり、形だったりで、なんだかんだ全身コーディネートになってしまうことがチラホラありました。全身コーディネートの金額は、10万円前後です。ヴィトンなどの一流ブランドを購入しないので、それぐらいの金額で済んでいました。そうは言っても、10万円です。安くはありません。
季節ごとに洋服を購入していたので、季節ごとに必要になってきます。流行ものを追いかけていたので、新しい洋服への興味だけがあり、古い洋服は着なくなります。今考えれば、贅沢な生活をしていたと思います。
そんな身の丈に合わない生活の仕方は、もちろん長くは続きません。洋服が欲しい欲求と、お金とのバランスが崩れてきます。そして手を出したのが、リボ払い。買い物をした後、クレジットカードの支払い方で店員から聞かれたことはありませんか?一括・分割・デビット・リボの4種類。一括はもちろん払えません。デビットも払えません。残るは、分割とリボの2種類。その時に店員から勧められたのはリボ払いです。その店員はいつも接客をしてくれる店員で、私のお金の事情を把握していました。分割でも厳しいと判断したのでしょう。毎月定額になるリボを勧めてきました。定額と聞いて私は飛びつきました。
それがリボ払いで払った初めての支払い方です。10万円購入して、毎月2万円づつ。こんなに楽なことはありません。生活を切り詰めなくても問題ない支払い方です。その時に気が付いていないのは、いつまで支払い、支払い終わった後に10万円がいくらになっていたのかを気が付いていませんでした。
生活を切り詰めないということは買い物もいつも通りします。お金がないはずなのに、生活は変わりません。これがリボ払いの怖さです。
私は対象が洋服でしたが、これは誰にでも当てはまることだと思います。自分の好きな物、趣味の物には、お金を惜しまず使っていると思います。それがいつの間にかお金がなくなり、リボ払いという借金に手を出してしまうのです。